こんにちは。
だんだん寒さが増してきましたね!
今回は、今ニュースで話題になっている日産自動車の
排気ガス不正問題について
現役ダイハツ期間工の私が
お話していきたいと思います。よろしくおねがいします。
・日産自動車の排気ガス不正問題について
自動車の完成検査の工程で、国土交通省に登録した「正規の検査員」ではない「補助の検査員」が担当する工程が見つかりました。補助の検査員は、教育中の検査員に相当する。日産の検査員の総人数は約300人で、そのうち約1割となる約30人が補助の検査員となっている。本来は正規の検査員の指導を受けて補助の検査員が検査をするべきところに、1部の工程で補助の検査員が単独で検査をしていたのだ。
今回の事件は国交省による抜き打ち検査にて発覚したようですね。
国交省の人間が来るとなると、事前に自動車メーカーへ
内部調査などの事前通達があるはずなのですが
今回は抜き打ちだという事なので通達なしで
イキナリ調査に踏み入ったようですねww
ダイハツでは、国交省の人間が来るとなると
事前に連絡が入り、その知らせを受け取った
作業員が本当にこののままの状態で大丈夫かを
何日か前から国交省の調査に引っかからないように訓練します。
(ダイハツの場合は多分大丈夫だと思います。多分ですww)
そうです。いつも通りに作業をしていると国交省の検査項目に
引っかかってしまいダイハツ工業が操業停止になってしまうからです。
・日産の株価の影響は?
不正問題に揺れ、世間で騒がれていいる日産自動車株式会社
ですが、株価への影響はどうなのでしょうか?
これだけニュースになっているわけなので
株価の暴落が懸念されるのですが
実際に株価のチャートを見てみると
私が思ったほど暴落はしていなかったですね。
3か月前との差も、約100円くらいしか変わっていませんでした。
1株当たり1000円を切るかと思いましたが、
なんとか持ちこたえていますねww
ですが、日産も油断は禁物です。
今後の日産陣営の対応によっては暴落する恐れがあります。
ぜひ、注目したいところであります。
・リコール
さて、やっちまった日産ですがリコールについてはどう考えているのでしょうか?
国内で全ての車両組み立て工場で資格のない従業員にて完成検査をしていた問題で、再度点検を受けさせるために、販売済みの約121万台の車ををリコール(回収・無償修理)する方針を日産が発表した。本社で会見をした西川廣人社長は、車検相当の点検を行って、リコールの費用が約250億円もかかるとの見通しを明らかにしました。
リコール車両の対象は、初回の車検をまだ迎えていない2014年10月から17年9月までに製造された車で、日本国内で販売された24車種(軽自動車除く)。日産自動車は今週中にも国土交通省に届け出る予定でいて、全国にある日産販売会社のサービス工場の約2100カ所にて点検を行うとする。
顧客に車両を引き渡される前に登録を一時的に停止していた約3万4000台の21車種については、再度検査を実施したうえで10月3日から登録を再び開始する。この対象車には2日発売された電気自動車の新型の「リーフ」も含まれる。
どうやら日産はリコールに踏み切るようですね。
この判断は素晴らしいと思います。
リコールは強制ではなくて、会社の任意によって行われます。
日産は勇気ある決断をしたと思います。
と言っても、日本では問題点が発覚した場合
当たり前のようにリコールを行っていますが、
任意なので、本当のところはしなくてもいいのだ。
アメリカではこのようなことはありえないですけどねww
アメリカの自動車メーカーの場合は、大丈夫大丈夫と言ってサラッとながしますからね。
・ダイハツではどうなのか?
今、世間では日産の不正問題だけに注目されていますが
ダイハツはどうなのでしょうか?
私がお話していきます。
あまり大きな声では言えませんが、
完了検査成績表という検査証に補助の検査員が
正規の検査員の印鑑を使ってハンコを押して
出荷するといった話を聞いた事があります。
私は知りませんが、つい最近耳にしました。
このようなことが起きる主な原因は、
会社の繁忙期になかなか休みを会社が取らしてくれないので、
作業員は仮病をし、当日に欠勤して、作業員が足りなくなり
やむ終えず補助検査員が正規の検査員のハンコを使う
といったことが原因で起こってしまいます。
これは全て、既得権益社会と現場を見ずに机の上だけでしか
物事が考えられない上層部の責任だと私は思います。
等や、不祥事の多い会社ですががんばれニッサン
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